仕事を辞めて2年|うつ病で退職した私の体調・お金・働き方の変化

休職体験記
〜筆者について〜
ふじひら とにかく明るいメンタルさん

うつ病・パニック障害を発症しながらも、とにかく明るく楽しくを目指して生活しています! ライフハックや勉強していることや関心ごと、休職中の生活の実態などをブログを通じて発信します。社会福祉協議会・地域包括支援センターで社会福祉士として実務経験があり制度の案内や相談援助をしてきました。
717時間かけて簿記2級に合格しました✍️
週3日就労+副業という無理のない働き方を模索中。

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2024年9月27日が最後の出勤でした。

うつ病で仕事を続けることが難しくなり、退職してから約2年。振り返ってみると、体調だけでなく、お金に対する考え方や働き方への価値観も大きく変わりました。

参考記事:メンタルさん うつ病で無職になる

今回は退職から2年が経った今、当時と比べて変わったことや、これからの働き方についてまとめます。

退職前と比べて体調はどう変わった?

退職前は、仕事に行くこと自体が困難でした。

出勤しようとしても玄関の近くで動けなくなり、その場に座り込んで数時間経っていたり。
電車に乗ってもパニック症状が出て、目的地に着く前に降りることもありました。

頭がうまく働かず、物事を順序立てて考えることも難しい…
常に疲れていて、固形物を食べられず、ゼリー飲料に頼っていた時期もあります。

眠ることはできても、朝方になると5〜10分おきに目が覚めてしまう。ベッドから起き上がれない日もありました。

当時は、ここまで体調が悪くなるとは思っていませんでした。

一方、現在は日常生活で大きな負担を感じることが少なくなりました!
体調の波はありますが、以前と比べると波も穏やかになり、自分なりにうつ病とうまく付き合えている感覚があります。

特に変わったのは、調子が悪い日に無理をしなくなったことです。

以前は、決めたことを最後までやり切ろうとしがちでした。今は、体調が悪ければ休む。できない日は、できないままでいいと考えています。

そう思えるようになってから、気持ちが少し楽になりました。

睡眠も徐々に安定し、夜11時ごろに寝て朝5時ごろまで続けて眠れる日が増えています。自炊をしたり、健康管理アプリで食事を記録したりする余裕も出てきました。

完全に回復したわけではないですが、退職前と比べれば生活を自分でコントロールできる感覚は明らかに変わっています。

退職後のお金はどうなった?

退職することになって、生活費も不安の種でした。

会社員として働いていたころと比べれば、収入は大きく減りました。それでも、利用できる制度を調べ、家計を管理しながら生活を続けてきました。

退職後に利用した主な制度は、次の3つです。

  • 傷病手当金:療養中の生活を支えてくれた
  • 障害年金:継続的な生活資金の一部になった
  • 雇用保険の基本手当:次の働き方を考えるための時間を確保できた

制度を利用できたことは、生活を立て直すうえで大きな支えになりました。

特に大きかったのは、退職後すぐに働かなければ生活できない、という状況にならずに済んだことです。

傷病手当金の受給期間が終わった後は雇用保険に切り替わる準備を進めていました。
そのおかげで焦って仕事に戻るのではなく、体調を整えながら次の働き方を考えられました。

実際の生活費は、月12万〜14万円ほどです。受給していたお金が生活費を上回る時期もあり、支出を管理することで生活を維持できました。

参考記事:退職後のお金・メンタルのリアル― 実体験した制度と金額をまるごと公開

突発的で大きな出費もあったので現預金は退職時より減っています。
ただ、家計を管理しながら生活してきたことで、資産全体では大きく目減りせずに済んでいます。

また、退職直後は国民健康保険料が月約2万3,000円、住民税も月換算で約7,000円かかっていました。現在は国民健康保険料が月約1,600円になり、住民税も非課税となっています。

参考記事:国民健康保険料が月23,000円から1,600円に|退職2年目の決定通知書で分かったこと

    :住民税が7,000円からゼロに  非課税になった私の実例

    :退職後の国民年金を全額免除にした方法|半額免除から全額免除になった実体験

こうした負担の変化も、生活を続けるうえでは大きな違いでした。

ただし、利用できる制度や受給額、税金・保険料は人によって異なります。私と同じように生活できるとは限りません。

それでも退職後のお金が不安な時は、利用できる制度や支出も含めて確認することが大切だと感じています。

仕事を辞めてからの時間の使い方

体調が少しずつ落ち着いてきたころから、私は平日の時間の使い方を意識するようになりました。

目安にしていたのは、1日8時間程度です。(フルタイムで働いた場合の時間)

会社員として働いていた時間を参考にしながら、勉強や副業、情報収集などに時間を配分してきました。
毎日きっちり8時間取り組めたわけではなく、調子が悪い日は休み、できる範囲で進めていました。

最初に力を入れたのは、簿記2級の勉強です。

合格までにはかなりの時間がかかりましたが、諦めずに取り組み、無事に取得できました。

参考記事:うつ病患者が簿記2級に717時間かけて合格した話【15回受験】

その後は、ブログやYouTubeに使う時間が増えています。
Amazonせどりにも取り組みながら、複数の活動を少しずつ進めてきました。

これらはすぐに大きな収入につながるものではありません。
それでも、将来の働き方の選択肢を増やすために続けています。

体調を崩す前は、仕事を辞めたら何もできなくなるのではないかと思っていました。

実際には、回復の過程で少しずつできることが増え、新しいことにも挑戦できるようになりました。

「週5日の正社員でなければ」という考え方が変わった

以前の私は、働くなら週5日の正社員が基本だと考えていました。

安定した収入を得るためにも、将来的にも正社員が大事だと思っていたからです。
反対に、フルタイムで働けなければ、将来のお金が足りなくなるのではないかと不安でした。

しかし、退職して生活を見直すなかで、働き方は一つではないと考えるようになりました。

今は、週3日の仕事と自分の事業を組み合わせる働き方を目指しています。

参考記事:「週5フルタイム」をやめて週3で働くという「現実的な設計図」

会社で働く一番の目的は、生活に必要な最低限の収入を得ることです。
それに加えて、自分の事業は一人で取り組む時間が多いため、職場で人と関わる機会を持つことにも意味があると考えています。
一人だと孤独ですもんね…。

一方でブログやYouTube、物販などの事業は、最初から大きな収入を期待しているわけではありません。
時間をかけて育て、将来的には外注も活用しながら、自分の時間を確保できる形にしていきたいと思っています。

会社の収入で生活費をまかない、事業で得た利益は余暇や投資などに回す。そんな役割分担を考えています。

と言っても、思いどおりに収益が伸びる保証はありません。週3日の仕事が希望どおりに見つかるとも限りません。

それでも会社員か事業主かのどちらか一方に絞る必要はないと気づけたことは、私にとって大きな変化でした!

また、以前は何事も完璧にやろうとする傾向がありましたが、今は60点でも前に進めばいいと考えています。

無理をして体調を崩すより、続けられるペースで積み重ねる。そのほうが、長い目で見れば自分に合っていると感じています。

これからの課題と、今後の目標

退職から2年が経ち、日常生活はかなり落ち着いてきました。それでも、これからの働き方には不安があります。

ブランクが長くなったことで、実際に仕事をきちんと続けられるのか。採用してもらえるのか。職場の人間関係にうまく対応できるのか…。

そして、再び体調を崩してしまわないか。

考え始めると、心配なことはいくつも出てきます。

現在は、ハローワークで週3日勤務の求人を調べています。
簿記2級を生かせる経理事務や、これまでの経験を生かせる福祉関係の仕事などを検討中です。

一方で、ブログやYouTube、物販も継続していきます。

仕事を始めれば、今のように自由に使える時間は減るはずです。
だからこそ、今のうちに活動を続ける習慣をつくり、働き始めてからも無理なく続けられる形を考えています。

再び体調を崩す可能性もゼロではありません。
そのため、無理をしすぎないことや、調子が悪いときに立ち止まれる余地を残しておくことも大切にしたいです。

目指しているのは、以前と同じ働き方に戻ることではありません。

自分の体調や生活に合った働き方を見つけ、無理なく生活を続けられる状態をつくることです。

まとめ|退職して2年、少しずつ自分に合う生活をつくってきた

仕事を辞めた直後は、体調も悪く、将来の見通しも立っていませんでした。

それでも利用できる制度を調べ、支出を管理し、勉強や事業に少しずつ取り組んできました。

この2年間で体調が落ち着き、生活を維持する方法が分かり、働き方に対する考え方も変わりました。

すべてが順調だったわけではありません。
収入への不安もありますし、これから仕事を始めることにも不安があります。

それでも、週5日の正社員として働くことだけが正解ではないと思えるようになりました。

今後は週3日の仕事と事業を組み合わせながら、自分に合った生活をつくっていくつもりです。

以前の自分と比べて、できるようになったことは確実にあります。
焦って元の生活に戻そうとするのではなく、これからも自分のペースで進んでいきたいと思います。

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