うつ病療養中のリハビリに図書館がちょうど良かった話|1日1回外へ出る習慣づくり

メンタル・健康
〜筆者について〜
ふじひら とにかく明るいメンタルさん

うつ病・パニック障害を発症しながらも、とにかく明るく楽しくを目指して生活しています! ライフハックや勉強していることや関心ごと、休職中の生活の実態などをブログを通じて発信します。社会福祉協議会・地域包括支援センターで社会福祉士として実務経験があり制度の案内や相談援助をしてきました。
717時間かけて簿記2級に合格しました✍️
週3日就労+副業という無理のない働き方を模索中。

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私は10月からの就職に向けて、生活リズムを整えるリハビリを続けています。

現在は9時~17時を「働く時間」と決め、ブログ執筆などの事業準備を生活に組み込む練習中です。

参考記事:傷病手当終了後のハローワーク体験|300日の猶予と週3日就職戦略

家だと気分転換が難しく、気がつくとスマホに手が伸びてしまいます。

在宅の作業に限界を感じていた私ですが、図書館での作業が私にとっては「回復の拠点」になっています。

実はこの記事も図書館の作業スペースで書いています。

今回はそんな図書館の魅力と活用方法をまとめてみます。

家に閉じこもっていた私が、リハビリの場所に図書館を選んだ理由

療養初期は回復を優先して家で過ごしていました。

参考記事:メンタルさん うつ病で無職になる

しかし、何もしない時間が続くと「このままでいいのだろうか」という焦りも出てきます。

医師に相談すると、「外に出た方が気が楽なら出ていいんじゃない?」と一言。その言葉で肩の力が抜けました。

あ、出ちゃっていいんだ。と思ってもどこへ行こう?

そんな時に図書館の存在を思い出しました。

実際に通ってみると、図書館には療養中の自分に合うポイントがいくつもありました。

図書館のいいところを挙げてみると

無料で使える

静かで落ち着く

長時間いてもいい

調べ物がすぐできる

などあります。

今日は本を読めなくてもいい。座れただけで十分。」そう思える場所だったからこそ、外へ出る習慣が少しずつ身についていきました。

私の場合は、外に出るハードルをできるだけ低くしたことが続けられた理由だったように思います。

実際に通って感じた「療養中の自分」にちょうどいいメリット

私の生活リズムと作業を支えてくれている図書館の魅力を列挙します。

ちょっと外に出てみたいな…と思っている方は候補の一つにぜひ!

① 1日1回、外へ出るための確実な外出習慣になった

元気になってきてから毎日1回は外にでるようにしています。

特に目的がなくても、「今日は図書館に行こう」と一歩踏み出すだけで上出来ではないでしょうか!

歩いていける距離であれば、散歩も兼ねて歩いて行くのがおすすめです。

1日が少し充実するうえにちょっと健康になる嬉しい効果がついてきます。

② カフェとは違う、お金を1円も使わずに過ごせる安心感

外で作業と聞くとスタバなどのカフェを想像しませんか?

カフェで周りを見回してみるとパソコンを広げて何かやっている人を多く見かけます。

昔は「家でやればいいのに…」なんて思っていましたが今ならよくわかる…!

そんなカフェもデメリットがあります。「普通にお金がかかる」です。

コーヒー1杯500円として週3回通えば、月6,000円近くになります。新作のフラペチーノや軽食まで頼むと、あっという間に1万円コースです。

バリバリ稼げていれば全然アリだと思いますが、失業給付金で生活している今の私にとって、その1万円は決して小さな金額ではありません。

参考記事:退職後のお金・メンタルのリアル― 実体験した制度と金額をまるごと公開 ―

その点、図書館は無料で過ごせてしまいます。何時間いても一円もかからないのはありがたいですよね。

公共施設ですし、利用できるならありがたく活用したいところです。

③ 孤独すぎず干渉もされない、適度な“人の気配”の心地よさ

家で療養している時のしんどさの一つが「静かすぎて孤独を感じる」ということでした。

そんなモヤモヤも図書館が解決してくれました。

私の通っている図書館では大きいテーブルが並べられていて、同じテーブルを囲むくらいの距離に人がいる状態です。

お話しすることはないですが、人が近くにいるというのは思った以上に孤独が紛れます。

しかも、みんながそれぞれ「何か」をしています。勉強やらパソコンやら何をしているかよくわからないけど何かをしている…そんな誰も干渉しない空間が心地よかったです。

④ 本や雑誌との偶然の出会い(インプット)が刺激になる

図書館では極力スマホは触らないようにしています。

一度ショート動画を見出したら1時間は溶けますからね…

その代わり、集中力が切れたら図書館内を徘徊しています。

なんとなく気になった本や雑誌を手に取ってパラパラ眺めてみると、かなり良い気分転換になります。

おすすめは、全く知らない分野の本や雑誌です。

自分が興味なくても、誰かにとっては熱狂する世界があります。

その情報に触れてみると視野が広がる気がします。

私は登山系の雑誌を読んでアウトドアに興味が湧きました。

今まで縁がなかった世界を知るきっかけになるのも、図書館ならではの楽しさだと思っています。

 図書館を利用する前に知っておきたい3つのポイント

最初は「図書館って勉強する学生ばかりかな」と少し身構えていましたが、実際に行ってみると読書をする人、新聞を読む人、パソコン作業をする人などさまざまで、思った以上に居心地が良い場所でした。

パソコン利用席・Wi-Fi・電源は事前確認がおすすめ

図書館によってはパソコン専用席があったりします。

Wi-Fiも利用できる場所もあるので、事前にホームページなどで確認しておくことをお勧めします。

ノートPCの充電が切れてしまい、途中で帰宅したことがありました。それ以来、充電を満タンにしてから出かけています。

※パソコンや電卓を使う場合は音に注意しましょう。かチャカチャ……ッターン!!って音はかなり響きます…

混雑時間を避けると集中しやすい

時間帯によっては席が埋まっていることもあります。

パソコン席は特に人気で、開館時間前から並んでいる人もよく見かけます。

まずは下見で行ってみて、雰囲気や席の状況を確認しておくと安心でした。

飲み物やイヤホンがあると快適

基本的に飲食は禁止されていますが、飲食ルールは図書館ごとに異なるので、事前に確認しておくと安心です。

空調は点いていますが夏場は暑くなるので、飲み物を持って行くことをお勧めします。

また、周りの音が気になる…という方はイヤホンがあると快適です。

私はノイズキャンセリングのイヤホンを愛用していますが、もう手放せなくなりました。

「頑張れない日」があってもいいと思えた心の変化

療養前の私は、かなりの完璧主義でした。

図書館へ行くならブログを書かなきゃいけない。
本を読むなら最後まで読まなきゃいけない。

「せっかく行くなら何か成果を出さないと意味がない」

本気でそう思っていました。

でも、うつ病になってからはそんなにうまくいきません。

図書館まで行ったものの、5分で帰ってきた日もあります。

集中できずにぼーっと座って終わる日もありました。

最初は「今日も何もできなかったなぁ」と落ち込んでいましたが、ある時から考え方を変えてみました。

「外に出られただけで100点満点。」

そう思うようにしたのです。

不思議なもので、その方が次の日も図書館へ向かいやすくなりました。

毎回100点を目指すと疲れてしまいますが、「今日は行けただけでOK」と思うと気持ちがかなり楽になります。

そんなある日、図書館で『うつでも起業で生きていく』という本を見つけました。

「元気がない日は無理に頑張らなくてもいい。できる日に頑張ればいい」という内容が書かれていて、妙に腑に落ちたのを覚えています。

今でも調子が悪い日はあります。

そんな日は無理に長居せず、少しだけ寄って帰ることもあります。

図書館は勉強する場所というイメージがありますが、私にとっては「回復途中でも気軽に立ち寄れる場所」でした。

もし家から出るきっかけが見つからない方がいたら、何か勉強をしようと気負わなくても大丈夫です。

まずは5分だけ座って帰る。

それくらいの気持ちでも十分だと、私は思っています。

図書館が合わないと感じる人もいる

ここまで図書館のメリットをたくさん紹介してきましたが、もちろん全ての人に合うわけではありません。

例えば、

  • 静かすぎる空間が苦手
  • 周囲の視線が気になる
  • 人がいるだけで疲れてしまう

という方もいると思います。

私も体調によっては、人の気配だけでしんどく感じる日があります。

そんな時は無理をせず、家でゆっくり過ごしています。

また、図書館はいつでも快適に使えるとは限りません。

パソコン席が満席の日もありますし、特に受験シーズンになると「この街にこんなに学生がいたんだ……」と思うくらい混雑しています。

その日に席が取れなくても落ち込む必要はありません。

「今日は縁がなかったな」くらいに考えて、また別の日に行けば十分です。

私にとって図書館の一番の魅力は、無理をしなくていいことでした。

行ける日は行く。
疲れた日は休む。

そのくらい気楽に付き合うのが、ちょうどいい場所なのかもしれません。

おわりに

図書館は単に勉強する場所ではなく、私にとっては回復途中の居場所になっていました。

簿記の勉強を支えてくれたのも間違いなく図書館の存在が大きかったです。

参考記事:うつ病患者が簿記2級に717時間かけて合格した話【15回受験】

歩いて向かうだけでも軽い運動になりますし、「今日は図書館まで行けた」という小さな達成感を積み重ねることで、少しずつ自信も戻ってきたように感じています。

もちろん、静かな空間が苦手な方もいますし、その日の体調によっては家でゆっくり休んだ方がいい日もあります。

合う合わないはあると思いますが、もし家から出られずに悩んでいる方がいたら、「5分だけ寄って帰る」くらいの気持ちで覗いてみるのも一つの方法かもしれません。

ちなみに私は、この記事も図書館の作業スペースで書きました。

療養初期の私からは想像もできませんでしたが、今では図書館へ行くことがすっかり生活の一部になっています。

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