うつ病療養後の雇用保険説明会体験記|300日受給と副業・アルバイトのルールを確認してきた

メンタル・健康
〜筆者について〜
ふじひら とにかく明るいメンタルさん

うつ病・パニック障害を発症しながらも、とにかく明るく楽しくを目指して生活しています! ライフハックや勉強していることや関心ごと、休職中の生活の実態などをブログを通じて発信します。社会福祉協議会・地域包括支援センターで社会福祉士として実務経験があり制度の案内や相談援助をしてきました。現在は簿記2級の勉強とせどり挑戦中✍️

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5月18日にハローワーク主催の雇用保険説明会へ参加してきました。

うつ病による退職後、傷病手当金を受給しながら療養を続けてきましたが、いよいよ失業給付(失業保険)を受給する段階に入りました。

説明会では失業給付の仕組みだけでなく、求職活動実績の考え方や副業・事業準備時の申告方法、不正受給の注意点なども詳しく説明されました。

また、説明会終了後に職員へ質問したことで、受給期間やアルバイト時のルールについても具体的に確認できました。

この記事では実際に参加して分かったことや注意点を、自分自身の備忘録も兼ねてまとめます。

雇用保険説明会の会場の様子と参加前に知っておきたいこと

5月18日 時間は1時間30分でした。

会場は数百人規模が入る場所で、長机には隣の人との間隔はほぼなく、ぎっしり着席していました。

私は30分前に会場入りしたが、既に半分近くは埋まっている状態。

前後左右人に囲まれるのは少し苦手でソワソワするので、あえて最前列の席を確保しました。

周りを見渡すとTシャツのラフな格好の人もいればスーツを着ている人も…。

私は念の為ジャケットを持ってきていましたが、服装はなんでもよかったです。

研修会のスタイルは仕事ぶりなので少し緊張しましたが、始まってしまえば本当に何事もなく進みました。

うつ病の療養中や人混みが苦手な方は、少し早めに行って席を選ぶと安心して参加できると思います。

参加前にYouTube動画を視聴しておくべき理由

説明会のチラシにはYouTubeの「基本手当を受給される皆様へ(ロングver)日本語(Japanese)」を事前に視聴するよう案内がありました。

動画→基本手当を受給される皆様へ(ロングver)日本語(Japanese)

24分ほどと少し長い動画ですが、当日はこの動画を観ている前提でどんどん話が進むので観ておいた方がいいです!

正直メモをしている時間もないくらいあっさり説明が終わるので、動画の内容さえ入っていれば説明会の内容はかなり理解しやすくなりました。

私は前日に動画を観て、質問や疑問点を書き出しておきました。事前に整理することで当日は余裕を持って参加できます。

初めて失業給付を受給する方は、説明会当日だけで理解しようとせず、事前動画を見て疑問点をメモしておくことをおすすめします。

雇用保険説明会のタイムスケジュールと当日の流れ

ハローワークによる支援体制の説明

 前半30分はハローワークで何ができるのかについての説明でした。

・求人検索
 →ハローワークで管理している求人にアクセスし、自分に合った仕事を探す。

・就職相談
 →ハローワークの職員と対面で相談ができる。自身の希望を伝えて、一緒に求人を探すことも可能。

・各種セミナーの受講
 →就職に役立つ講座や企業による業界の説明会など多くのセミナーを受講可能。

・面接対策・履歴書添削
 →就職活動に不安がある人など、希望があれば個別で対策を実施。

これらのサポートを効率よく受けるためにも、「自分の棚卸し」をすることを勧めていました。

自分の学歴・職歴・資格・希望の働き方などを一度整理し、「譲れる条件・譲れない条件」を考えておくと迷いも少なく希望の仕事を見つけやすいそうです。

雇用保険制度の説明

後半60分は失業給付金をメインにした雇用保険制度の説明でした。

当日に受け取った「雇用保険受給資格者証」の見方を説明冊子を使って説明されます。

(※ここの説明があっさり&爆速なので事前に動画視聴しておくと理解しやすいと思います。)

 主に以下の内容についてです。

・認定日の仕組み

・求職活動実績について

・再就職手当

・不正受給

・申告の方法

※認定日や所定日数、就職活動実績の取扱いなどは個人の状況で全く異なります。

「これでいいかな」と自己判断せず、ちょっとでも判断に迷ったら必ず確認するようにしましょう。

精神的に安心して求職活動をするためにも、不安は取り除いた方が良さそうですね。

雇用保険受給資格者証の交付

説明会の受付では本人確認が行われ、「雇用保険受給資格者証」が交付されます。

私は30分前に行って並ぶことなく入れましたが、会場には既に数百人と着席していたので開場時(開始1時間前)は混むかもしれません。

※「雇用保険受給資格者証」は雇用保険を受給するのにかなり大切な書類なので紛失にはご注意ください。

また、やや厚紙ですがペラっと一枚だけ渡されます。ファイルがあると破損や汚れを防げるので持参していくことをお勧めします。

ハローワークや役所など、公的機関であればマイナンバーカードがあればかなりスムーズに手続きできました。

質問してわかった!受給期間満了日と働きながら受給する際のルール

受給期間満了日を確認

当日までで一番気になっていたのが「受給期間がいつまでなのか」でした。

これは「雇用保険受給資格者証」の「受給期間満了年月日」という欄に記載があります。

私の場合は090430。つまり令和9年4月30日です。

画像で見るとわかる通り、「071031」が赤字で訂正されています。

傷病手当を受ける際に「雇用保険の受給期間延長」の手続きをしていたため、1年半も期間がずれています。

さて、具体的な期限がはっきり分かったのでかなりホッとしました。

これで計画立てて求職活動を進めることができそうです。

4時間以上働いた日の取り扱い

4時間以上のアルバイトをして申告すると、その1日分は支給の対象外となり、日数が後ろ倒しになっていきます。

私の場合は所定給付日数が300日ですが、受給期間満了の令和9年4月30日を超えた分は消滅するので注意が必要ですね。

例えば…

1日4時間のアルバイトを週2日(月8日)行った場合、8日分の支給はされず、その日数はまるまる後ろ倒しになります。

アルバイトを頑張り、20日分が残った状態で令和9年4月30日を迎えた場合、その20日分は消滅し支給されなくなってしまいます。

副業や事業準備も申告が必要

私は週3日勤務の会社を探し、残った時間を自分の事業に充てようと考えています。

参考記事→「週5フルタイム」をやめて週3で働くという「現実的な設計図」

雇用保険受給期間中は事業の準備も併せて進めていきたいと考えていました。

そもそも可能なのか、職員に質問してみると以下のような回答でした。

Q.将来のために、個人事業(ブログや副業など)の準備をする場合はどうなりますか?

A.収益が発生しなかった場合でも、すべて申告が必要です。

1日の活動時間が「4時間未満」か「4時間以上」かで方法が変わるそうです。

カレンダーなどに時間を記録して、記入に不安があれば、申告の際に職員と一緒に書くのでOKとのこと。

売上が出た場合は申告が必要で、支給額との具体的な調整内容については個別に判断されるとの説明でした。

NGと言われることも覚悟していたので、かなり具体的にアドバイスをもらえてホッとしました……。

「収入がないから申告不要」ではなく、「活動した事実をありのまま申告する」という認識が大切だと感じました。

所定給付日数300日と基本手当日額を確認

5月7日に延長解除の申請をした時には具体的な金額はわからず、口頭で所定日数が「300」日

と説明がありました。

参考記事→傷病手当終了後のハローワーク体験|300日の猶予と週3日就職戦略

この日、「雇用保険受給資格者証」に明記されていて正式に確定しました。

所定給付日数:300日

基本手当日額:約5,900円

月額換算:約18万円の支給

金額と日数が確定したことで、ぼやけていた生活設計が立てやすくなりました。

傷病手当金とは違い、雇用保険は障害年金との併用が可能です。

現時点の試算では、障害年金の無事な更新などが前提にはなりますが、月額23万円程度の生活費を確保できる見込みとなりました。

これにより就職活動を焦らなくても、体調の回復と両立できそうです。

数字として確認できたので、不安よりも安心感の方が大きくなりました。

不正受給のペナルティと申告漏れで注意したいこと

ここからは少し重いけど、注意しないと詰んでしまう注意点について触れておきます。

説明会の後半では「不正受給」についても説明がありました。

これは悪意がなくても、「知らなかった」「よく分からなかった」でも起こりうることです。

雇用保険受給中でもアルバイトなどの労働は条件付きですが可能です。

毎月「認定日」に働いた時間や日数、給料などを申告することで支給金額が確定します。

しおりには、不正受給の動機について

・「見つからなければ…」

・「1日くらいだから…短時間だったから…」

・「アルバイトのつもりだったから…」

・「働いてもお金をもらっていなかったから…」

などが目立つそうです。

しかし申告の対象には労働の他に、内職、手伝い、自営業の準備、ボランティアなど「給料や売り上げが発生していない場合」も含まれるそうです。

これらの活動が漏れていた場合、支給停止や返還命令などのペナルティが発生する可能性があります。

意図的でなくても申告漏れがトラブルになる可能性があり、ケースによっては返還額が非常に大きな金額になる可能性もあり、制度を正しく理解して申告することの重要性を改めて感じました。

◎私の場合の注意

私は10月ごろを目指して就職活動をしていきます。

その傍ら、体力を付けるリハビリとしてアルバイトをしたり、事業の準備をしようと考えています。

・作業時間や売り上げの記録を徹底する

・自己判断はせず、迷ったら窓口に確認してありのままに申告する。

これらは徹底して、分からない点は窓口に必ず確認するようにします。

初回認定日に向けて確認したことと今後の疑問

初回認定日について

月に1回ある認定日ですが、私の場合は初回認定日が6月4日でした。

支給予定日は認定日から1週間ほど先とのことなので、6月11日ごろに入金となると思います。

ちなみに、今回の説明会は「求職活動実績」に1回としてカウントしていいとのことでした。

私は就職困難者の対象となったため、初回は月1回の実績(通常の人は2回)があれば良く、今回の説明会で実績数はクリアとなります。

来月からは就職相談などをして実績を積んでいきます。

次回確認したいこと

説明会にあたって質問を9個ほど用意していましたが、後ろに30人以上の行列ができていたので早々に撤退しちゃいました。

次回の認定日では、以下のことを確認しようと思います。

・タイミーなどの単発バイトは可能か。

アルバイトなどの就労が可能ということですが、申告書類は勤務先についての記載をする欄があります。

ただし、何個も書ける欄が設けられていなかったので、タイミーなどのその日限りの単発バイトを複数行うことはまだ想定されていないように感じました。

柔軟な働き方が可能なのか、1つの職場に限定するべきなのかを確認しておきます。

・基本手当日額を超える収入の扱い

私の基本手当日額は5,900円。これをその月の日数でかけた分が支給額になります。

1回6時間、時給が1,200円のアルバイトをした場合、その日の給料は7,200円。

給料>手当となった場合はどうなるのかを確認します。

(超えた分は消滅となったら悲しいですもんね)

・調整方法

4時間以上の労働の場合は支給が後ろ倒しになります。

4時間未満の場合は収入に応じてその月の支給額が調整されるとのこと。

私の場合、事業の準備とはいえ売り上げは何ヶ月先になるか正直わかりません。

少額でも利益が出て申告した時、どのように調整されるのかを聞いておきたいです。

制度を正しく理解しながら、一歩ずつ社会復帰へ向けて進んでいきたいと思っています。

おわりに

説明会へ行く前は不安ばかりでしたが、実際に参加して制度を理解できたことで安心感が生まれました。

受給中は「働いたらダメ」ではなく、「しっかり申告すれば生活再建をどっしり支えてくれる制度」という認識に変わりました。

みなさん一人ひとりで状況が違うため、私とは異なるケースがほとんどだと思います。

私はあくまで一例ではありますが、迷ったら窓口にしっかり確認して生活を立て直していきましょうね。

今後も認定日や就職活動、副業準備について実際に経験したことを記事にしていきます。

同じように療養からの再出発を目指している方の参考になれば幸いです。

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