傷病手当終了後のハローワーク体験|300日の猶予と週3日就職戦略

メンタル・健康
〜筆者について〜
ふじひら とにかく明るいメンタルさん

うつ病・パニック障害を発症しながらも、とにかく明るく楽しくを目指して生活しています! ライフハックや勉強していることや関心ごと、休職中の生活の実態などをブログを通じて発信します。社会福祉協議会・地域包括支援センターで社会福祉士として実務経験があり制度の案内や相談援助をしてきました。現在は簿記2級の勉強とせどり挑戦中✍️

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重い足取りでハローワークへ

4月15日に傷病手当の満期を迎え、ついに次の一歩を踏み出さなければならなくなりました。

退職から1年半。

これまで傷病手当に支えられながら療養に集中してきましたが、いよいよ雇用保険(失業保険)へ切り替える時期がやってきたのです。

「また働く」という現実が、頭の中を何度も巡っていました。

でもいざ働くとなると不安が拭えません。

正直、ハローワークは『早く働け』と急かされる場所だと思っていて、入り口をくぐるのが怖かったのです。

ブランクがある自分を雇ってくれるところは本当にあるのか。

今の自分に、就職活動をする体力は残っているのか……。

そんなモヤモヤを抱えて5月7日、雇用保険の延長解除の手続きに行ってきました。

しかし、窓口で受けた説明は、私の焦りを良い意味で打ち砕くものでした。

参考→「週5フルタイム」をやめて週3で働くという「現実的な設計図」

手続きのリアル|振込までのスケジュールを公開

窓口で延長解除の手続きを終え、具体的なスケジュールが提示されました。

お金が振り込まれるまでの流れを、私の実体験を元に整理します。

※筆者の場合は特定離職によって「給付制限なし」となったケースです。

  • 4月24日:主治医に「病状に関する主治医の意見書」を依頼。
  • 5月1日. :書類を回収。
  • 5月7日 :ハローワークで延長解除の手続き(受給資格決定日)。
  • 5月13日 :待機期間の満了(この日以降の分が手当の対象!)。
  • 5月18日 :受給説明会。
  • 6月4日 :初回認定日。
  • 6月11日頃:初回の失業手当が振込予定。

解除手続きから入金まで、最短でも1ヶ月はかかります。

「明日からすぐお金がもらえる」わけではないので、注意が必要です。

嬉しい誤算|失業手当が「300日」あるという安心感

雇用保険の給付日数は人によって異なります。

私の場合、てっきり9ヶ月(270日)だと思っていたのですが、書類に記されていたのは「300日」でした。

長期の通院歴やこれまでの経緯から、私は「就職困難者」という区分で認定されたようです。270日と300日。

わずか1ヶ月の差かもしれませんが、体調を整えながら再出発を目指す身としては、この1ヶ月が文字通り「生命線」の延長に感じられました。

この給付が終わるのは、来年の2027年3月頃。

今の私から見ればずいぶん先のことのように感じます。

以前の体調が不安定だった頃に比べれば、この「300日という猶予」がどれほど尊いものか、改めて痛感します。

この余裕があるからこそ、ようやく腰を据えて就職活動に向き合えそうです。

知ってよかった「働いても日数が消えない」ルール

今回の相談で一番の驚きだったのは、失業保険をもらいながらバイトをする際のルールでした。

4時間以上働けば、その日の給付は「消滅」するのではなく、「後ろ倒し」になるのです。

例えば、時給1,500円で4時間働けば6,000円。

これは私の1日あたりの失業手当額とほぼ同等です。

この仕組みを理解して活用できれば、受給期間を延ばしながら、リハビリ的に働くことができます。

さらに、この「温存」が「再就職手当」にも直結します。

所定給付日数が多く残っているほど、再就職時に受け取れる一時金の額も増えるため、就職後の生活の支えになります。

※ただし、受給期限(原則として離職から1年、延長解除後は指定の期限内)を過ぎると後ろ倒し分は消滅するため、計画性は必要です。

努力の伏線回収|簿記2級で「時給1800円」の求人が75件

ハローワークの検索画面。

職員さんにサポートしてもらいながら、自分の情報を登録しました。

「週3日勤務・雇用保険あり・簿記2級・未経験可」

この条件で検索ボタンを押した瞬間、画面に表示された数字を見て、私は少し泣きそうになりました。

検索結果、75件

3年、717時間。15回も不合格を繰り返しながら、3月には意地で1ヶ月に6回も受験したあの執念。

参考→うつ病患者が簿記2級に717時間かけて合格した話【15回受験】

あの日々が「自分の価値」として認められた瞬間でした。

最低賃金が1,200円強の地域で、提示されていたのは時給1,250円~1,800円近い求人

商工会議所や大学など、週3日でもこれほど選択肢がある事実に、胸が熱くなりました。

急がない社会復帰|「10月就職」を肯定された日

ハローワークに対して「早く働け」と圧をかけられるイメージを持っていましたが、現実は真逆でした。

「10月頃の就職を目指したい」という私の希望を、担当の方は笑顔で受け入れてくれたのです。

「焦らないでじっくり探しましょうね」

その一言に救われました。

うつ病からの復帰ということで、活動実績も月1回の面談で良いと配慮していただき、無理に履歴書を送りまくる必要もありません。

このサポート体制があれば、長丁場の就活も乗り越えられそうです。

私の生存戦略|「再就職手当」と「障害年金」のパズル

10月までの4ヶ月半、ただ待つのではなく、制度を組み合わせて人生を安定させるロードマップを描いています。

  • 5月~7月:1日8時間をブログや副業の「作業」に充て、就職に耐えられる体力を作る。
  • 8月:無職の状態で障害年金の更新申請を行う。
  • 10月:週3日勤務で就職。5ヶ月分の日数を残して「再就職手当(約60万円と予想)」を申請し、事業資金にする。

傷病手当金、失業給付、再就職手当、そして障害年金。

これらの制度に支えられながら、私は「お金の不安」に飲み込まれずに療養を続けることができました。

【おわりに】制度は「甘え」ではなく、人生を「立て直す時間」

以前の私は「早く普通に戻らなきゃ」と自分を責めてばかりいました。

でも、制度を正しく使って得たこの猶予は、自分を再構築するための大切な「投資期間」です。

制度を利用することに、後ろめたさを感じる人もいるかもしれません。

しかし、これらは私たちが働いていたときに納めてきたお金が財源です。

今はしっかり生活を立て直し、いつかまた元気になって社会に還元していけばいい。

「普通」に戻ることだけが、人生の正解じゃない。

私は今、自分なりのペースで、人生を立て直そうとしています。

この記録が、同じように悩む誰かのヒントになれば嬉しいです!

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