簿記2級に合格したのに動けない。717時間の先にあった”燃え尽き”の正体

メンタル・健康
〜筆者について〜
ふじひら とにかく明るいメンタルさん

うつ病・パニック障害を発症しながらも、とにかく明るく楽しくを目指して生活しています! ライフハックや勉強していることや関心ごと、休職中の生活の実態などをブログを通じて発信します。社会福祉協議会・地域包括支援センターで社会福祉士として実務経験があり制度の案内や相談援助をしてきました。現在は簿記2級の勉強とせどり挑戦中✍️

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合格したのに、なぜか何もできませんでした。

「ついに合格しました!」という前回の報告には、想像を超えるたくさんのお祝いの声をいただき、本当にありがとうございました。

過去記事→うつ病患者が簿記2級に717時間かけて合格した話【15回受験】

15回目の挑戦、717時間という道のりの果てに手にした合格。

あの日、画面で「合格」の二文字を見た時の震えるような感覚は、今でも鮮明に覚えています。

「合格したら、勉強に使っていた時間をすべてブログや発信に充てよう!」

そう意気込んでいたのですが、いざその時が来ると、なぜか手が止まってしまいました。

やる気が起きない。集中力が続かない。

「合格したら前に進める」と思っていたのに、むしろ止まってしまったような感覚です。

今回は、そんな自分に起きた「燃え尽き」の正体について、今の状態とそこから見えてきたことを書いてみます。

同じように療養中の方や、目標に向かって走り続けている方の参考になれば嬉しいです。

合格後に起きた変化

3月31日に15回目の挑戦をして、簿記2級を合格してから早くも2週間が経っています。

1日4時間以上を勉強に充てていましたが、合格したらこの時間をブログや発信に充てよう!と張り切っていました。

しかしやる気が起きない。机に向かっても集中力が続かない。

まるで療養初期に戻ったような感覚になりました。

でも明らかに違うことがあります。

夜はしっかり眠れているし、食事も3食食べています。

あの頃にできなかった「普通の生活リズム」は整えられているのです。

体調的にはかなり軽快しています!

きっと、体調の悪化ではなくただの反動のようなものだと思っています。

ただ、やる気がスゥーーーっと消えてしまった…

やらないと、書かないと…。

そう思いながらも気付けばベッドでゴロゴロしたまま30分。

結局何もせず、ただ時間だけが過ぎていく…

そんな日々になっています。

勉強とブログは思ったより別物

なんでこんなことになっているのか考えてみました。

簿記以外にも言えることですが、勉強は習ったところを問題集で解く→分からないところをチェックしてまた問題を解く…基本はこの繰り返しです。

この反復はかなり単調な作業で、一度流れさえ慣れてしまえば淡々とこなすことができていました。

一方でブログの執筆は格好良くいえば「クリエイティブ」な側面が強いです。

つまり、ゼロから文章を練って書き上げていくので、勉強とは脳の働いている部分が全く違うのではないでしょうか?

正解のある問題を解く「レールの上を走る作業」から、白紙に一から言葉を置く「道なき道を進む作業」へ。

この急激な切り替えに、脳がフリーズしています。

「1ヶ月に6回受験」という猛追の反動

傷病手当が終わって就職活動に移るまでになんとか合格したいという気持ちが突っ走っていました。

今年に入って9回、3月だけで6回も受験していたのは今思えばかなり無理をしていたと思います。

勉強時間は3年で717時間。そのうち190時間は今年の3ヶ月間だけの時間です。

元々勉強は苦手だったので、机に向かうのはかなりの労力が必要でした…

この限界を超えた1ヶ月間は簿記に全てを捧げていた感覚がありました。

年明けから2月、3月の記憶がほぼありません笑

その反動が今来ています。

メンタル症状が良くなってくるとつい頑張りすぎてしまう方が多いそうです。(by主治医)

自分も例に漏れず、「動けるならやっちゃおう」の精神で頑張っちゃいました。

メンタル療養中は頑張りすぎないことが一番の課題なのかもしれないですね。

みなさんも何かに挑戦する時は主治医に相談のうえ、無理なくやりましょう!

完全にエネルギー切れを起こした私ですが、そんな『空っぽの毎日』の中で、ふと気づいた救いもありました。

「静かな朝と夜」の解放感

ここまで読むと救いのないような話に聞こえますが、明らかな変化が一つあります。

それは「心の持ちよう」です。

簿記2級の勉強を始めたのは3年前。3級は4年以上前になります。

その間に復職、退職、再就職と仕事関係だけでも目まぐるしく変わっていました。

環境が変わって必死に仕事に食らいついていた時も、毎日ふと「勉強しなきゃ…」と思い出していました。

これがじわじわ蝕む毒のようにメンタルをチクチク刺していました。

2級を合格して一番嬉しかったのは、この毒からの開放でした。

以前は寝る前に(勉強が足りてないんじゃないか…)と思うことが多く、寝付くまでモヤモヤしていました。

合格した今、寝ようとベッドでリラックスしている時にふと思い出す「あ、もう勉強しなくていいんだ」という瞬間はどんな薬よりもメンタルを整えてくれてる気がします。

朝起きた時も「勉強」という重いタスクがなくなったと思い出して小さくガッツポーズしてしまうほどです。

猛勉強している時に夢にまでみた「解放された世界線」は、プレッシャーと自分自身が語りかけてくる「勉強しろ」という雑音が一切なくなり、静かな朝と夜を手に入れました。

資格の価値

ここからは簿記2級を合格した後の具体的だけど強力な変化です。

5月以降の再就職に向けて、転職サイトに登録しています。

これまでは「社会福祉士」「普通自動車第一種運転免許」のみを登録していました。

紹介される求人は福祉の現場職が多く、日数も週5日のフルタイムがほとんど。

一般企業などは全然ありませんでした。

簿記2級を登録したら求人数が倍以上になったことにまず驚きました。

職種も大学職員や一般経理や事務など、選択肢がかなり増えた印象です。

以前の記事で「717時間も勉強に充てて意味はあったか?」と書きましたが、今ではかなり有効だったと自信を持って言えるようになりました!

参考記事→うつ病療養中、簿記2級に650時間かけて挑戦している話【まだ合格していません】

これからについて

1年6ヶ月受給していた傷病手当ですが、4月15日で満期を迎えます。

雇用保険の支給を延期していたので、延長解除の手続きを進めていきます。

つまり、本格的に就活がスタートします。

参考記事→傷病手当が終わる前に 復帰について本気出して考えてみた

就活の目標は、週3日勤務で社会保険に加入できる職場に就職することです。

最低限の生活費を就職先で稼ぎ、残りの時間は自分の事業の土台づくりをしていきたいと思っています。

社会保険を会社と折半できれば12万円あれば生活できるので、就活のハードルはかなり下げられそうです。

なにより、一番大切なのはうつ病を再発させないことです。

無理にフルで働かず、体力をつけて「整える」ことを最優先にしています。

メンタルとうまく付き合いながら長く生活が維持できる方法を模索していきます!

おわりに

怒涛の数ヶ月を全力で戦ってきた反動についてまとめてみました。

調べてみると、メンタル疾患のある方、療養中の方の燃え尽き症候群は珍しいことではないようです。

しかし止まってしまうのは、それだけ一生懸命だったという証拠だと思っています。それも回復の大きな大きな一歩だと信じています!

と、落ち着いた今振り返るとこんなふうに思っています。

今後も就活の状況や事業の土台づくりの情報も発信していきます!

Xでも随時報告していますので、よかったら覗いてみてください。

X→ふじ@とにかく明るいメンタルさんのライフハック

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