はじめに|「救急車を呼ぶほどじゃない」でも不安なとき

みなさんは突然の怪我や病気をした時どうしていますか?
意識もしっかりしているし救急車を呼ぶほどでもないけど急いで病院に行った方がいいのかな…なんて経験もあるかと思います。
私も先日の日曜日に包丁で指を深く切ってしまいました。
全然止まらない血は不安を増長するもの。「病院に行くか?けど今日は日曜日だしやってないよな…様子見でいいのかな」と迷いました。
この記事では、もしもの時に自己判断せずとも相談できる仕組みがあるということをみなさんに共有したいです。
知っているだけで安心できる内容です☺️
事の経緯|包丁で指を切ってからの数時間

少し痛い話になるので苦手な方は次の章まで飛ばしてください!
先日、友人宅で鍋をした時の話です。
追加の材料を切っていました。スペースがあまりなかったのでシンクの端にまな板を置いて…
皆さんの予想通り、勢い余ってまな板の落下と共に左手薬指をざっくり切りました。
痛みより「やっちまったな~」程度の気持ちで絆創膏を強めに巻いて止血しました。
会が終わり18時ごろに解散。その間も指先が脈打つ感覚がずっと続いていました。
3時間ほど巻いていた絆創膏を恐る恐る外してみると…タオルで押さえないといけないほどの出血が再開しました。
大したことないと思いたかった…
と思いながらも仕方がないので病院を探すことにしました。
しかし日曜日、どこも休診で休日診療をしているところを検索するのも一苦労でした。
日曜夕方の壁|病院が見つからない現実

マップアプリは便利なもので、「皮膚科」と検索すると近くの病院が一覧で表示されます。が。今日は日曜日しかも19時を回ろうとしているタイミングです。表示されるのは「営業時間外」ばかり…
調べる範囲を広げてみても空振りが続き、指を包むハンカチのようにじわじわと広がる不安…
日曜日の夕方という分厚く高い壁が立ちはだかりました。
諦めて帰ろうか…でも自分が思っている以上の事態だったら嫌だしな…と悶々とする時間が流れました。
7119を思い出した理由|知っていたけど使ったことはなかった
そこでふと「#7119」のことを思い出しました。
私が地域包括支援センターで働いていた頃、高齢者サロンなどで周知していたことです。
人には勧めていたけど自分で使ったことはなかったな…
その周知の内容では、「救急車を呼ぶほどではないが判断に迷う」という時に使えるというものでした。まさに今だ!!
内心、知ってて助かった~と思いながら電話してみることにしました。
実際に7119に電話してみた流れ

いきなり電話をかけるのも不安だったので、ネットで「#7119」を検索。
病院に行くべきかどうかを相談するだけでも利用できることを確認して早速電話をかけてみることに。
・電話アプリのキーパッドで「#7119」と入力して電話をかける
・音声ガイダンスが流れ始めるので、それに従ってキーを選択
・自動音声からオペレーターにつながる
・症状を説明。オペレーターが状況を聞いてくるので、淡々と答えるだけでOK。
私の場合は「出血の量」「何センチくらい切ったか」「骨は見えていないか」を聞かれました。
・「救急車は不要だが今日中の受診が望ましい」との助言をいただく。
・今いる場所を聞かれる。答えると近くで対応可能な病院と電話番号を2件教えてもらえた。
流れは以上でした。
電話前の緊張は拍子抜けなくらいにあっさりと終わりました。
さっそく教えてもらった病院に電話をかけてみる。1件目は電話対応中のため、2件目の病院に事情を説明し向かうことに。
緊急外来を受診|行ってよかったと思えた理由

病院は日曜日で休診だけど緊急外来は対応可能とのことでした。
そこそこ距離が離れていて電車と徒歩で1時間かけて向かいました。
(疲労感と早く行かないとという焦りでタクシーも考えましたが、5,000円を超えそうだったのでやめました…)
病院について受付を済ませると、職員から救急車両が2台来ているから時間かかるかも…と案内されました。
実際の待ち時間は30分ほど。問診票を書いて座っているうちに割とすぐ呼ばれました。
なによりこれから医者に診てもらえるという安心感で焦りはかなり落ち着いていました。
この時既に21時を過ぎていて傷を負ってから6時間が経っていました。それでもハンカチで押さえないと垂れるくらいには血が出続けていました。
看護師から名前を呼ばれ処置室へ。医師に事情と説明して患部を診てもらうと「縫わなくてもギリギリ大丈夫なライン」と言われました。
しかし出血が続いたり菌が入ると思わぬ被害が出るおそれがあり放置は危険だったとのこと。
「自己判断しないで正解でしたよ」と言われてホッとしたのと同時に行動して良かったと心底思いました。
費用と現実|いくらかかった?

日曜夜間の緊急外来…会計の時にどれくらい請求されるのか正直気が気ではありませんでした。
傷病手当をいただいているとはいえ収支は結構カツカツなので…
参照:退職後のお金・メンタルのリアル― 実体験した制度と金額をまるごと公開 ―
結論、3割負担で約2,700円でした。
これに関しては思ったより全然安くて胸をなでおろしました。
それに金額が安いか高いかではなく、安心を買えたという感覚の方が近かったと思います。
その証拠に帰りの足取りも心も軽くなっていました。
まとめ|迷ったら、ひとりで決めなくていい
今回の経験で一番強く感じたのは、「自己完結しなくていい」という安心感でした。
救急車を呼ぶほどではないけれど、様子見で済ませていいのか迷う…
そんなグレーな状態でも、専門職に判断を委ねられる仕組みがあります。
迷ったら、ひとりで抱え込まずに相談してみてください。
それだけで不安は驚くほど軽くなります。
これは怪我や病気だけでなく、メンタルの不調や生活の悩みにも共通することだと思います。
日本には知られていないだけで「頼っていい制度」がたくさんあります。
このブログやXでは、そうした制度や実体験をこれからも発信していきます。
よければ、また覗いてみてくださいね☺️


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