うつ病患者が簿記2級に717時間かけて合格した話【15回受験】

メンタル・健康
〜筆者について〜
ふじひら とにかく明るいメンタルさん

うつ病・パニック障害を発症しながらも、とにかく明るく楽しくを目指して生活しています! ライフハックや勉強していることや関心ごと、休職中の生活の実態などをブログを通じて発信します。社会福祉協議会・地域包括支援センターで社会福祉士として実務経験があり制度の案内や相談援助をしてきました。現在は簿記2級の勉強とせどり挑戦中✍️

ふじひら とにかく明るいメンタルさんをフォローする

はじめに

ついに簿記2級合格しました!!

ここまでにかかった時間は

717時間40分、受験回数は15回

一般的な勉強時間(250~300時間)の2倍以上かかっています。

本当に長かった…

正直かなり遠回りでした

それでも、うつ病と付き合いながらなんとかここまでたどり着くことができました。

結果まとめ

 簿記2級にかかった諸々を書き出してみます。

 • 勉強時間:717時間40分

 • 期間:約3年2ヶ月

 • 受験回数:15回

 • 費用:約12万円(内訳は下記を参考ください)

  ・ 教材:クレアール簿記2級パック(有料) 

      CPAラーニング(無料)

こう羅列すると時間もお金もかなりかかってしまいましたね。

実際には転職後や療養初期など簿記から離れてしまった期間が途中10ヶ月ほどあるので、勉強した月だけを見ると2年4ヶ月くらいになります。

費用の内訳は

 受験料 6,050円×15回     90,750円

 教材費 クレアール2級パック 35,510円

                    計 126,260円

なぜここまでかかったのか

簿記2級の勉強時間の目安は250時間~300時間ほどと言われています。

 参考記事→うつ病療養中、簿記2級に650時間かけて挑戦している話【まだ合格していません】

 717時間というと目安の2倍以上かかっている計算になります。

 悲しことに元々あまり頭のいい方ではないのも理由ですが、さらに拍車をかけた要因が↓になります。

・うつ病の影響(集中力・記憶)

・中断期間

・再開の難しさ

うつ病の影響はかなり大きく、気分の落ち込みの他に集中力と記憶力の低下がありました。

これが本当に厄介で、動けるようになってきた頃でも1時間以上は机に向かっていられない状況でした。

映像授業を見た後に問題を解くという勉強の仕方でしたが、授業を観終えるまでに1時間。

休憩や日を跨ぐとその内容は煙のように消え去っていて、復習にまた時間がかかる…

こんな感じで「3歩進んで2.5歩下がる」ような状態での挑戦でした。

そこに拍車をかけたのが中断期間です。

2023年4月に再就職が決まってからは仕事について行くのがやっとで、簿記は後回しになっていました。

なんということでしょう。

まるで浦島太郎状態で、10ヶ月で理解したはずの内容がすっぽりと消えていました

2024年10月に勉強を再開した時は2級ではなく、3級から勉強をし直す羽目になりました。

この10ヶ月の空白の期間が再開のハードルをどんどん高くしていました。

4ヶ月目くらいの時に恐る恐る教科書を眺めてみたら全然覚えてなく、忘れている恐怖で教材を開けられなくなっていたのです。

そんなこんなで再挑戦が始まりました。

途中でやめなかった理由

正直、何度も心が折れかけました。

20点台から抜け出せられなかった頃は本当に地獄で、「次さらに点数が下がったら…」と考えてしまうとなかなか受けられず、5ヶ月以上空いた時期もありました。

それでも諦めずに頑張れたのは、「将来の選択肢」「リハビリとしての価値」そして「意地」があったと思います。

将来の選択肢

私の場合、2024年から受給している傷病手当が4月で満期になります。

その後は雇用保険に切り替わりますが、いよいよ再就職を意識しなければいけない時期に入ってきました。

空白の期間があるなか、簿記2級によって再就職の選択肢が少しでも広がればいいなという期待もあります。

その可能性が少しでも広がるならという気持ちを勉強のモチベーションにしていました。

リハビリとしての価値

うつ病の療養では安静にしていることが一番大切です。

多少動けるようになってくると、医師から体力をつけていきましょうというアドバイスをいただきました。

散歩などの軽い運動のほかに負担にならない程度の勉強も効果的とのことだったので、リハビリの一環として机に向かうようになりました。

最初は集中が全然続かず焦りましたが、何ヶ月も続けることで集中できる時間が増えました!

 

意地

正直、90%が意地です。

最初に簿記を取ろうと計画したのが2021年5月。

その時にはFP(ファイナンシャルプランナー)3級→簿記3級→2級→社会福祉士と1年ほどで全て取ろうという甘すぎる考えができる気がしていました。

結果、FPと簿記3級は2022年、社会福祉士は2023年3月に取得できましたが簿記2級に大苦戦…

なんとか最初の目標は達成したいと意地でここまできました。

2026年2月には「あと5点で合格できる!」という点数まで到達。ここからは問題運で合格も狙えるぞと3~5日に1回のペースで受験していました。

節操なかったですね…。

それまでにかけた時間とお金のことを考えたら後に引けなかったのが本音です。

717時間かけて得たもの

 一つのことに700時間以上をかけたことがほとんどなかったので、数字の大きさにピンときていませんでした。

中学生の頃にハマってしまった「モンスターハンターポータブル2nd」というゲームのプレイ時間が確か1年ちょっとで700時間…ゲームは全く苦ではなかったので、趣味でもないことに時間を捧げることがいかに苦行かわかりますね笑

ではそれだけの苦行を乗り越えて得たものはあるか… 

もちろんあります!

勉強の習慣

上でも書きましたが、机に向かう習慣ができたことが何より大きいです。

合格した今でも読書や作業など、毎日机に向かっています。

これがいつか人生の役に立つと信じています。

集中力の回復

勉強し始めの頃は頭がすぐにショートしてしまい、1日30分もできませんでした

今年に入ってからは1日3時間以上、最後の方は5時間を勉強に充てていました。

終わる頃には頭から煙が吹き出している感覚で脳が疲労していましたが、毎日続けてかなり集中力も体力も回復したと感じます!

荒療治ですので何かに挑戦される場合は主治医にご相談くださいね。

数字への耐性

中学・高校と数学がダメダメでした。

そんな私が簿記の教材を初めて開いた時、当たり前ですがあまりの数字の連続で圧倒されました。

FPと簿記に触れて数字への耐性もついたことで、決算書を見ても全く怯まなくなりました!

自分の生活費など家計をしっかり管理して貯金もできるようになったのは嬉しい副産物でした。

これらに加えて、やればできる」という感覚(自己肯定感)も取り戻せました。

700時間の勉強は決して無駄ではないと自信を持って言えます!

正直なところ、効率は恐ろしく悪かったです。

もっと上手く勉強を進められていれば…と思うこともあります。

でも、自分にできる最大限を出したつもりなので全く後悔はありません!

毎日自分にナイス!と言っています

これからどうする?

FP、簿記、社会福祉士と取りたい資格は一通り取り終えました。

今後は、勉強に充てていた時間を

就職

ブログやYouTubeなどの発信

自分の事業を作ってみる

といった生活費を稼ぎながらも「みなさんに有益な情報をお届けする」という方向に力を注ぎたいと思っています。

みなさんの生活がより楽しく豊かになるようなお話を届けるために今後も勉強を続けていきます!

おわりに

「将来のことが不安」「何か始めるべきだとは思うけど、何から始めればいいんだろう」といったような私と同じような悩みを抱えている方に向けて記事を書いてみました。

少しでもお力になれたら嬉しい限りです。

でも、無理だけはしないでくださいね!

療養中の方は心身を第一に考えながら、少し余裕が出てきたら一歩を踏み出せれば十分です。

そのお手伝いができるように私も頑張ります!

Xでは日々の気付きやライフハックを発信しています。

よかったら覗いてみてください!

X→ふじ@とにかく明るいメンタルさんのライフハック

コメント

タイトルとURLをコピーしました